原子番号26

273月/130

「マンガでわかる」系統の学習本が面白く無い理由。


何かの勉強を始める際に「マンガでわかる」というタイトルの本を買って後悔するのは誰もが経験する通過儀礼ですが、何故そんなことになるのか考えてみた。

漫画じゃない

これは買う前に中を見ればすぐに気づくんだけど「漫画」とタイトルに付いてるにも関わらずと漫画ではなく単にイラストに吹き出しがついているという形式の本。

まあ鳥獣戯画も漫画だという定義に従えばそれでも漫画なんだろうけど、求めてるのはそういうのじゃない。イラスト付きで覚えやすいと思って買うならいいけど漫画だと思って買ってしまったら確実に後悔すること請け合い。

肝心の説明部分が文字ばかり

恐らく最も多いパターンが漫画のキャラクターが「詳しくは右のページを見てね!」と指さして肝心の説明部分はほとんどが表と文章になってしまってるタイプ。ハッキリ言うとこのタイプの「マンガでわかる」の本は漫画部分も特に面白くないし、文章と表で構成された説明もたいしてわかりやすくもないので、こんなのを買うぐらいなら普通の参考書を買って勉強して、普通の漫画を買って楽しんだほうがよっぽど有意義だと思う。

漫画が面白いという誤解

そもそも一番大きな勘違いは「漫画が面白い。」という点。普通に生活してて目に触れる漫画は最高レベルの漫画家の作品だけだから多くの人が漫画がすべて面白いと思い込んでしまっている。

でもいわゆるそこらへんのコンビニに置いてある雑誌とかに連載してる人達というのは漫画を描くために必死に努力を繰り返して、その中で更に生き抜いてきたほんの一握りの人間なんだよね、気づきにくいけど。

ビル・ゲイツとかスティーブ・ジョブズとかそれにTEDとか素晴らしい外国人の演説ばっかり聞いてると「外国人はすごい人たちばっかりなんだ」と思い込んで、外国人にもバカで怠惰で幼稚な人間はいくらでもいるというのを忘れてしまうのと同じ現象。

そう、単純な話。

面白くない人が描いた漫画は面白くない。

たったそれだけの事が見過ごされてる。

商業で面白い漫画を書いてる人の本は面白い

つまり漫画家として面白い作品を世に出してる人が「マンガでわかる」系の本を出せばいいんじゃないかって話だけど、そういうのもいくつかある。残念ながらそういう本はまだ数少ないけど…。

自分が知ってるのだとこのあたりがオススメ。

この作者の他の作品だと有名なのは「銭」とか。

他には壱億返済日記地球の調査に協力を!を描かれてるまことじさんの「のうぜい!」とか。

あと子供向けだと思って購入されない人が多いですがあさりよしとお著のまんがサイエンスは大人になって読むとその凄さがわかる。何よりすごいのは大人が読んでも勉強なるような事を書いてるにもかかわらず子供が読んでも楽しめるように描かれてる点。ぜひとも一度読んでみてください。

(`・ω・´)

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